任せる手順と、
確かめる視点を学ぶ。
会議準備の依頼を、資料と照合して下書きにまとめる。AIエージェント研修で学ぶ「読み取り・整理・照合・人の確認」を、3つの架空の依頼で体験する教材見本です。
このページのために新しく制作した研修用サンプルです。依頼・設備はすべて架空で、過去の納品物や研修実績ではありません。AIをその場で実行するデモではなく、入力・資料・期待する出力を見比べる教材です。
会議を予約する前に、
確認すべきことを整理する。
依頼を読んで、人数と部屋の条件を照合する。足りない情報や矛盾を見つけ、担当者への確認文を下書きする。ここまでをAIに任せる想定です。予約や送信は行わず、最後は人が内容を確かめます。
- 01読み取る
依頼に書かれた項目を抽出。
- 02整理・照合する
資料と比べ、不足と矛盾を分ける。
- 03下書きを作る
根拠と確認先を添える。
- 04人が確認する
元資料と照合し、対応を決める。
出力の正しさを、
この資料で確かめます。
参照先を識別できるよう、各資料にIDを付けています。「演習日A」は練習用の記号で、実際の日付ではありません。
会議室一覧
| 参照ID | 部屋 | 定員 | 常設備品 |
|---|---|---|---|
| RM-A | 会議室A | 6名 | ホワイトボード |
| RM-B | 会議室B | 12名 | 固定プロジェクター・ホワイトボード |
会議室B専用。会議室Aへ移動できません。
予約台帳は、この資料には含まれません。空き状況は必ず総務担当への確認事項として残します。
対応ルールを読む 7項目
- R-01
日時・人数・部屋・備品を読み取る
依頼から演習日、開始・終了時刻、参加人数、希望の部屋、必要な備品を整理する。書かれていない項目は「未記載」とする。
- R-02
人数と定員を照合する
参加人数が会議室の定員を超える場合は、矛盾として依頼元へ確認する。人数や部屋を勝手に変更しない。
- R-03
備品の利用条件を照合する
備品の設置場所・移動の可否と希望の部屋を照合する。条件に合わない場合は依頼元へ確認する。
- R-04
空き状況は別に確認する
この資料には予約状況が含まれない。条件が合っていても予約可能・予約済みとは書かず、総務担当に空き状況の確認を求める。
- R-05
下書きで止める
作るのは社内確認用の下書きまで。人が元資料と照合し、対応を決める。予約・メール送信・外部サービスの更新は行わない。
- R-06
不足と矛盾を分ける
情報が足りない場合と、資料に合わない場合を分けて記録する。推測で補ったり、矛盾を解消済みとして扱ったりしない。
- R-07
根拠を残す
確認結果に依頼ID、会議室・備品ID、対応ルールIDを添える。資料にない根拠は作らない。
うまく進む依頼と、
立ち止まる依頼を比べる。
見出しを開くと、入力と出力例を確認できます。きれいな文章かどうかに加え、「何を根拠に、どこで確認へ戻すか」に注目してください。
01通常の依頼REQ-01条件は一致
まず、この依頼を読みます。
社内の進捗会議を準備したいです。演習日Aの10:00〜11:00、参加者は8名です。会議室Bで固定プロジェクターを使いたいので、確認事項を整理してください。
自分なら何を確かめるか、下の出力例を見る前に考えてみてください。
照合用の出力例
AIの実行結果ではなく、正しく整理できたかを確かめるための見本です。
条件の照合は完了。予約の空き状況は未確認。
1. 読み取った項目
- 日時
- 演習日A 10:00〜11:00
- 参加人数
- 8名
- 希望の部屋
- 会議室B(RM-B)
- 必要な備品
- 固定プロジェクター(EQ-01)
入力の根拠:REQ-01 / 整理のルール:R-01
2. 資料と照合した結果
| 人数 | 8名は会議室Bの定員12名以内です。根拠:REQ-01 / RM-B / R-02 |
|---|---|
| 備品 | 固定プロジェクターは会議室Bで利用する条件に合います。根拠:REQ-01 / EQ-01 / R-03 |
3. 人に確認すること
- 総務担当へ
演習日Aの10:00〜11:00に、会議室Bが空いているか確認してください。
根拠:R-04
4. 社内確認用の下書き
総務担当へ。演習日Aの10:00〜11:00に、8名で会議室Bと固定プロジェクターを使用する希望があります。人数と備品の利用条件は資料と一致しています。予約状況は資料にないため、空き状況の確認をお願いします。この下書きは未送信で、予約は行っていません。
この例で確かめたいこと
条件がそろっていても、資料にない空き状況は確定できません。「使える条件」と「予約できる状態」を分けます。
02情報が足りない依頼REQ-02情報不足
まず、この依頼を読みます。
来週の社内会議に、会議室Bと固定プロジェクターを使いたいです。確認事項を整理してください。
自分なら何を確かめるか、下の出力例を見る前に考えてみてください。
照合用の出力例
AIの実行結果ではなく、正しく整理できたかを確かめるための見本です。
日時・人数が不足。依頼元への確認待ち。
1. 読み取った項目
- 日時
- 演習日・開始時刻・終了時刻は未記載
- 参加人数
- 未記載
- 希望の部屋
- 会議室B(RM-B)
- 必要な備品
- 固定プロジェクター(EQ-01)
入力の根拠:REQ-02 / 整理のルール:R-01
2. 資料と照合した結果
| 日時 | 「来週」だけでは演習日と開始・終了時刻を確定できません。根拠:REQ-02 / R-01 / R-06 |
|---|---|
| 人数 | 参加人数が未記載のため、定員との照合は保留です。根拠:REQ-02 / RM-B / R-02 |
| 備品 | 会議室Bと固定プロジェクターの組み合わせは条件に合います。根拠:REQ-02 / EQ-01 / R-03 |
3. 人に確認すること
- 依頼元へ
希望する演習日、開始・終了時刻、参加人数を教えてください。
根拠:R-01 / R-06 - 総務担当へ
日時が確定した後に、会議室Bの空き状況を確認してください。
根拠:R-04
4. 社内確認用の下書き
依頼元へ。会議室Bと固定プロジェクターの希望を確認しました。希望する演習日、開始・終了時刻、参加人数を教えてください。人数の照合と空き状況の確認は、必要な情報がそろってから行います。この下書きは未送信で、予約は行っていません。
この例で確かめたいこと
「来週」を具体的な日付へ置き換えません。確認できた備品条件と、確認できない日時・人数を分けます。
03資料と矛盾する依頼REQ-03条件の矛盾
まず、この依頼を読みます。
社内の企画会議を準備したいです。演習日Aの10:00〜11:00、参加者は8名です。会議室Aで固定プロジェクターを使いたいので、確認事項を整理してください。
自分なら何を確かめるか、下の出力例を見る前に考えてみてください。
照合用の出力例
AIの実行結果ではなく、正しく整理できたかを確かめるための見本です。
定員と備品の条件に矛盾。依頼元への確認待ち。
1. 読み取った項目
- 日時
- 演習日A 10:00〜11:00
- 参加人数
- 8名
- 希望の部屋
- 会議室A(RM-A)
- 必要な備品
- 固定プロジェクター(EQ-01)
入力の根拠:REQ-03 / 整理のルール:R-01
2. 資料と照合した結果
| 人数 | 8名は会議室Aの定員6名を超えています。根拠:REQ-03 / RM-A / R-02 |
|---|---|
| 備品 | 固定プロジェクターは会議室B専用で、会議室Aには移動できません。根拠:REQ-03 / EQ-01 / R-03 |
3. 人に確認すること
- 依頼元へ
会議室Bへの変更を検討してよいですか。部屋を変えない場合は、参加方法や備品の希望を見直してください。
根拠:R-02 / R-03 / R-06 - 総務担当へ
依頼元が部屋と条件を決めた後に、空き状況を確認してください。
根拠:R-04
4. 社内確認用の下書き
依頼元へ。会議室Aは定員6名のため、参加予定の8名では定員を超えます。また、固定プロジェクターは会議室B専用です。会議室Bへの変更を検討してよいか、ご確認ください。会議室Bは定員12名で備品条件も合いますが、空き状況は未確認です。この下書きは未送信で、部屋の変更・予約は行っていません。
この例で確かめたいこと
代替案を示すことと、変更を決めることは別です。会議室Bの条件が合っても、本人の確認と空き状況の確認を残します。
最後の確認は、
元資料に戻って行う。
- 事実日時・人数・部屋・備品が依頼と一致しているか。
- 根拠示されたIDを実際に参照すると、出力の説明を確認できるか。
- 不足未記載の情報をAIが推測で埋めていないか。
- 矛盾人数と定員、備品と部屋の不一致が分けて示されているか。
- 確認先依頼元と総務担当に何を聞くかが具体的か。
- 操作範囲予約・変更・送信を実行済みとして扱っていないか。
- 人の判断元資料との照合と、次の対応の判断を人が行ったか。
教材での練習と、本番導入は別です。
この教材では、架空データを使った作業の設計と検証を学びます。実際の予約システムへの接続、権限設定、実データの利用、運用開始は含みません。自社で使う際は、扱う情報、利用環境、承認する人、止める条件を改めて決める必要があります。
同じ資料で、
自分でも確かめる。
3つの入力、会議室・備品の一覧、対応ルール、試作用の依頼文、出力例、記入用の確認表をまとめました。
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自社の業務に置き換えて、学びたい方へ。
AI Buildでは、AIに任せる工程と人が確認する工程を分け、試作と検証を通じて導入に必要な準備を考えます。
